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肌荒れの原因
肌の表面にある角質は約28日で入れ替わり、健康な状態を保っています。
しかし、いろいろな原因で、入れ替わりがうまくいかず、かさつきやくすみ、かゆみなど、肌の調子が悪くなることがあります。
これが肌荒れです。
肌荒れを起こす直接的な原因として、紫外線や化粧品、気温や湿度の変化などがあります。
肌荒れは体の内部の不調によって引き起こされる場合もあります。
血行不良によって新陳代謝がうまく行われなくなったり、腸内環境が乱れて悪玉菌が増えると、体内で有害物質を作り、それが肌荒れの原因になります。
また、偏った食生活を送っているとビタミン類や食物繊維などが不足し、肌の不調を引き起こします。
女性は月経前にホルモンバランスが乱れ、皮脂が過剰になることもあります。
そのほか、睡眠不足やアルコールの取りすぎ、そしてストレスなども要因と考えられます。
規則正しい生活をし、栄養バランスのよい食事と十分な睡眠をとって、ストレスをためないように心がけ、体調を調えることで、肌荒れの多くは改善されるでしょう。
おすすめの薬
乾燥肌には、保湿効果があるワセリンやグリセリン、血行促進成分のビタミンEが配合されている薬がおすすめです。
炎症がある場合は抗炎症成分のグリチルリチン酸を配合したものが有効です。
しみやそばかすには、ビタミンC主体のものや抗炎症成分のトラネキサム酸を配合したものが効果的です。
アスコルビン酸の名前で表記されているビタミンCはコラーゲンの合成、メラニン色素の生成抑制、色素沈着の緩和といった肌の働きがあります。